和風庭園

殺風景な、鎌倉石むき出しの岩盤面を憩いの空間にすべく、作庭をさせて頂きました。

岩盤面に植栽をすることが出来ない為、上部につくばいを配置し、水の流れを楽しむ事にしました。筧から水を流し、あふれさせると、岩盤面に広く水がつたい、視覚聴覚共に涼しく感じられます。

筧の配管をいかにうまく隠すかが、少し難しい現場でした。

和門が古くなり、朽ちてきてしまったので、門袖と共にやり換えしたいとのご依頼でした。

数奇屋大工が手持ちの良い材料で組んでくれたお陰もあり、無事立派に仕上がりました。

また、足まわりがひどく傷んでいた為、雨水の逃げ道を作ると共に袖の土台は少し浮かし、柱も銅でしっかり巻き、防食に努めました。

無事材料は確保できたのですが、丁度この工事が決まった直後、ウッドショックが世間で騒がれ始め、少し材料入手にヒヤっとした案件でした。

珍しい事なのですが、マンションのベランダ改修のご依頼を頂きました。
限られた空間をいかに和風な雰囲気に出来るか?
また、躯体の防水層を痛めるわけにはいかない為、如何に竹垣等を固定するかがポイントでした。

全体をモノトーンのイメージでまとめてみました。
花壇壁面は黒竹の御簾垣で隠し、左右の壁面は杉皮で覆い黒竹でデザインを施しました。
材料の搬入から始まって、排水の処理、壁面杉皮の固定方法等など、
技術的問題が多く難しい現場でしたが、無事まとめることが出来ました。

藤沢市 T様

【施工前】

以前造らせて頂いたお庭の改修をさせて頂きました。
防草処理はしていたのですが多少は生える為、砂利内の除草を楽にしたいとのご依頼でした。

砂利の部分を全面的に、2分(5～6mm)の大磯砂利で洗い出しにしました。
また、植込みとの境に土が溜まらない様に溝を作り、大きめの砂利を入れました。

建物玄関前のリニューアルをさせて頂きました。限られたスペースをいかにうまく活かすかがポイントでした。

既存の樹木は一部再利用し、玉物のドウダンツツジを門柱に見立て作庭しました。
限られたスペースながらに、石がよく映えています。

本堂脇、どん詰まりのスペースに観音様を祀ることになり、周囲をリニューアルをさせて頂きました。

お参り出来る様、敷石で道を作り、背後は擁壁を隠す意図も踏まえ、大きな竹垣を作りました。

水琴窟が欲しいとのご依頼でした。 既に水場があったので、給水、排水ラインを利用しての施工をさせて頂きました。
(撮影忘れで少々解体が進んでしまっています)

地上型水琴窟の設置です。
信楽焼の物を選びました。
音は微かなので、筧からの水音が邪魔しないようにするのがポイントでした。

湯河原町と、少々遠かったのですが、ご縁が有って庭を作らせて頂きました。

甲州鞍馬石の大きな飛石を中心にアプローチを作り、碁盤の目状に孟宗竹を配置しました。

本堂前のスペースに坪庭を作らせて頂きました。

既存の河津桜はそのまま活かしの作庭です。

既 通路は玄昌石の乱貼、周囲は砂利の代わりに洗い出しにて施工させて頂きました。

河津桜・ソテツ・層塔が中心です。 宗紋を模った紋飛が映えています。

岸壁際の裏庭を、眺めて楽しめる空間にしたいと言うご要望を元に、坪庭を作らせて頂きました。

既存の岸壁面を背景に利用し、既存の樹木も要所に組み込んでみました。
また、宗紋を制作し、紋飛として配置しました。

お庭を大々的に、リガーデニングさせて頂きました。

なるべく既存の樹木類を利用しての作庭でした。

奥では揚簾戸、光悦寺垣等趣向を凝らさせて頂きました。

新築工事に際し、建物の周囲外構工事一式全てを施工させて頂きました。
裏庭には坪庭が欲しいとのご依頼でした。

那智黒砂利を川に見立てて橋を渡し、 苔の山に樹木を配置しました。
また、背景に御簾垣を造り隣地からの目隠しになっています。

お家の玄関の前のお庭等を作らせて頂きました。

宅盤が高い為、目線隠しも大切です。

いらっしゃるお客様を、玄関前で坪庭がお出迎えです。
背景に目隠しを兼ねて竹垣を配置しました。
また、駐車場に向けもう一方の導線も作らせて頂きました。

リビング前のスペースです。

リビングから、見て楽しめる様に坪庭を作りました。勿論つくばいも有ります。

既存の庭をもう少しよくしたいとのご依頼でした。

敷石を敷き、少々延段ぽいイメージにし、白河砂利を敷きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　これで、除草も楽になりそうです。

新築で庭を造るに当たり、モモが欲しいとのご依頼でした。

庭の中央に立派なシダレモモを植え、古瓦にて見切りをし、掃き出しには縁側と沓脱石を据えました。

伊豆山別荘地内にて、改修工事です。　　　　　和風の建屋に似合う門にしたいとのご依頼でした。

間口を少し広げ、数寄屋門を製作しました。屋根は瓦+銅のやっこ葺きです。
また、道路際はフェンスを撤去し、金閣寺垣を配置しました。

割烹料理の魚源さんです。門周りから入口にかけてをもう少し何とかしたいとのご依頼でした。

入口にくぐり門及び舟形の扉を取付け、足元は銅板巻。
入ってすぐの所は灯籠等を配して坪庭にし、入口まで手摺代わりに竹穂垣を配置しました。

建屋新築に際し、建屋・庭・門周り共に和風に統一させて頂きました。

入口には瓦葺きの数寄屋門を配し、門袖表面は吹付塗装及び下部炭入れ。
主庭との境として、マキの生垣にて目線を隠してしています。

敷地内端部と端部で最大2.5mもの高低差が有り、この高低差をどう造園計画・外構計画に盛り込んでいくかがポイントでした。

駐車場には土留工を施し、主庭は庭石・竹柵(しがら)にて法作りをさせて致しました。
数寄屋門から玄関までは100kg/枚超の大判御影石を2枚づつ使った階段です。

駐車場の上で地盤に起伏が有り、なるべく平らにする方向で、芝の貼り替え及びリニューアルをさせて頂きました。

手前を和風、奥を洋風とし、境に金閣寺垣をしました。芝が生えそろうのが楽しみです。

建屋新築に際し、和風の建屋に合わせ、数寄屋門を設置したいとのご依頼でした。

門袖は幅木として炭入れをし、建屋と同色にて吹付塗装を致しました。
門前は広く取りました。

周りからの目隠しが出来、尚かつ華やかな点のいいとこ取りをしたいとのご依頼でした。

御施主様のご希望をふんだんに盛り込んだ庭に仕上がりました。

建仁寺垣を設置させて頂きました。

斜面に配したため、段々がついています。

樹木の繁茂により全体的に暗い雰囲気を感じるお庭でした。

白河砂利にて明るく、中央に草の延段をあしらいました。
砂利の下地にモルタル施工しているので、雑草が生えることもありません。

竹垣の解体及び再設置をさせて頂きました。

もとは御簾垣でしたが、新たに建仁寺垣としました。

既存の塀を無駄にしない様に階段などを造らせて頂きした。

通風と目透かしの意味で光悦寺垣・御簾垣を配置しました、そして店舗併用をふまえ、広い間口をとり階段は鉄平石を貼りました。

メイン所の玄関前です。

両脇に袖垣を配し、中央に和門(露地門)を設け、足下に御影の平板石から役石、飛び石と建屋玄関に向かって配置しました。